平成最後の大相撲!賜杯は白鵬の手に収まりました!
さて白鵬42回目の優勝ですが、「コンディションさえ良ければ白鵬がNO.1」と言うのを今場所は改めて証明した場所では無いでしょうか!
実に安定してましたね。栃煌山戦、玉鷲戦にて一瞬背後を取られたりもしましたが、持ち前の体の柔らかさ、運動神経の良さを持っての逆転勝ち!
ある意味「演出ですか?」と言いたくなるような取り口でした。
天王山はやはり貴景勝戦でしょうか。当然突き押しでかましてくる貴景勝に無理してまわしを欲しがらず、突き押しで応戦。
その威力は貴景勝を逆に焦らせる展開になりました。突き押しでも先手先手を取って、一瞬の隙を付き、がっちりまわしを取ったら一呼吸おいて上手投げで貴景勝を土俵に転がしました。
全く持って「お見事」の一言に尽きます。
さて千秋楽の例の「三本締め」が物議を醸しておりますが、いかがなもんでしょうかね?
横審よりまた怒られちゃいましたが、コンプライアンスがどうだこうだ?、伝統を壊す恐れがあるとかどうとか?
色々理由をつけてはいますが、結局「9月場所であれほど注意したのに、全く懲りずにまた似たようなことしやがって!ケシカラン!」
と言うのが本音では無いでしょうか?
どこかの誰かが「三本締めの本来の意味」とか持ちだしてはおりますが、そもそも、大相撲全体で見てみれば形式だけ残して意味など求めていない物ばかりだと思います。
公益財団法人である日本相撲協会の存在意義として「文化伝統の継承」という大義名分があるのは分かりますが、その文化って結構ファジーな感じにしておかないと、それこそ後世に継承なんて出来やしないと思います。
そこに本来の意味を持ちだしちゃうと逆に自分の首を絞めることになりかねませんよね。「土俵に女性が上がってはいけない。」という文化を守ろうとするなら、その理由は「昔からの文化だから。」という事でファジーにしているじゃないですか。その本来の意味を持ちだしてしまったら、それこそ誰も許してもらえなくなっちゃいますよ。
大体優勝インタビュー自体が文化なんかじゃないんだから、そこで何言ったっていいような気がします。
いずれにせよ、白鵬を呼びつけて注意するんだったら、グダグダ理屈付けるんじゃなく、こう言って欲しいと思います。
「優勝インタビューであまり羽目外すなよ!こっちだって世間から批判されちゃうかもしれないじゃん!気を付けて!」
なんてね。
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今日02月07日は 剣武 輝希(つるぎだけ てるき 前頭十六枚目 引退場所:平成24年五月 ) の誕生日です。
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