平成31年の大相撲が幕を開けました!
初場所はベテラン玉鷲が見事初優勝です。
場所前は横綱稀勢の里の進退問題。関脇貴景勝の連続優勝などが話題となりました。
蓋を開ければ3日目で稀勢の里が引退。大関陣が揃って前半で大ゴケし早くも優勝戦線から脱落。
10連勝していた白鵬がその後3連敗で休場。
鶴竜に至ってはいつの間にか休場していました。
千秋楽には6人いた横綱大関が豪栄道と高安しかいなくなり勝ち越しが精一杯。
興行的には大失敗だったと思います。
しかしそんな中、玉鷲と貴景勝が千秋楽まで優勝争いし、初優勝する新たな力士が出たという事は相撲ファンとして若干嬉しくもあります。
そんな一月場所を振り返ってみたいと思います。
まず引退した稀勢の里。
生涯成績は800勝496敗。在位101場所 0.617の勝率でした。
残念なのが横綱として花が咲く前にケガをしてしまった事ですね。
横綱としては
36勝36敗 勝率5割 97休 在位12場所
1場所15日制が定着した1949年5月場所以後に横綱に昇進した力士の在位場所数ランキングでは31人中26位。
短命で36勝しかあげられませんでした。あのケガが大きかったですね。
続いて白鵬が同一場所で3連敗をしました。非常に珍しい光景でしたね。
不戦敗を除くと平成27年11月場所の13日目からの3連敗以来3年ぶりの出来事です。
ちなみに白鵬の自身最多連敗は関脇時代の平成17年五月場所の4連敗です。
また、初日から10連勝して優勝を逃したのは通算9回目ですね。意外と多いですね。
玉鷲の34歳での初優勝は2012年5月場所で優勝した旭天鵬の37歳に次ぐ2番目の年長記録。
世代交代が囁かれていますがベテラン力士にはまだまだ頑張ってほしいですね。
三月場所は貴景勝の大関取りと優勝した玉鷲がどれだけやるか?というのが注目すべきポイントですね。
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